企画展「料亭菜香亭の漆器の“量”」開催
sikki1 (1)

平成19年に展示室初の企画展として「料亭『祇園菜香亭』の漆器の世界」を開催しました。
この度は料亭の漆器の質ではなく、量をご覧いただきます。
料亭ですので一般とは違って数多くの漆器がありました。それらは木箱に収まっていました。今回はその木箱も展示しています。
料亭の器の多くはその後整理され、いまでは数少なくなった貴重な史料です。
展示した器の量からかつての料亭の繁栄を偲んでもらえれば幸せます。

sikki1 (2)

本来あった膳600点のうち60点、本来あった椀約900点のうち127点、他漆器160点を展示しています。

sikki1 (3)

同じ柄の漆器が積み重なって一山の姿になったところは壮観です。
什器のわきに置いてある木箱に書かれた品名と、実際に入って いる什器の種類が違うところに注目してください。

sikki1 (4)

陶器では猪口218点、皿等52点を展示しています。
同じ柄の猪口が177ヶも。百畳を埋める客が入るとそれだけ必要であったことが分かります。

sikki1 (5)

また、平成31年開催の企画展「昭和初期の宴会風景~料亭菜香亭の写真帳より」 で展示した写真のうち28枚を再掲しています。
実際にこれら什器が使われていた時の様子を併せてごらんになられて、往古の姿を偲んでいただければと思います。

sikki1 (6)

企画展「料亭菜香亭の漆器の“量”」
■展示期間:2月13日(木)~5月11日(月)
 ※火曜日休館。ただし5月5日(火)は開館し、5月7日(木)が休館
■展示会場:大広間展示室(下の間)
■観覧料(含大広間観覧)大人100円、小人50円



関連記事